化石は、地殻の激変で一瞬のうちに埋没したことを物語る

 

傾斜した厚い地層の上下内部を見ると、急速に起こった洪水と洪水後の浸食が事実だとわかる。化石は、生物が短時間で埋まったことと、苦しんで死んだことさえ示す絶対的な証拠である。

有機体が埋まって化石になるためには、まず一瞬にして埋没してしまうことが重要である。化石を含む地層全体に、海の無脊椎動物の化石がたくさん見られることから、普通では考えられないような状態で埋没したことがわかる。

多層を貫く丸太の化石(堆積物の地層をいくつも垂直に貫いている木の幹)は、化石が含まれる地層でよく見られるもので、一瞬にして埋没したことのはっきりとした証拠である。

脊椎動物の普通の化石には、死後硬直や動物の窒息死を表す姿勢が見られる。(米国の恐竜国定公園で展示されている、石切場の始祖鳥と恐竜の化石はその一例である。)

2014年7月12日(土)私訳

Fossils Show Rapid and Catastrophic Burial